こんにちは、サーモス(Thermos)の水筒を長年愛用している主婦のハチコです。
この記事では、サーモスの水筒の寿命は?交換や買い替え時期は?長持ちさせる方法は?について紹介します。
サーモスの水筒を使っている人や購入を検討している人が参考になったら嬉しいです。

サーモスの水筒に寿命はある?何年使える?
サーモス公式サイト(クラブサーモスより引用)の情報によると、
サーモス製品ですが、とくに使用期限や寿命というものはありません。
なんらかの原因で、保温ができなくなってしまったときが寿命と言えるでしょうか。
なお、キャップユニットなどの樹脂部品やパッキンは消耗品となります。
というわけで、適切に使えば、非常に長く使える水筒なんですね。
(「なんらかの原因」という公式の濁した言い方が気になるので、ちょっと後で詳しく解説しますね。)
実際、私は過去に約10年、同じサーモスの水筒を使っていました。保温&保冷機能は全く問題無しで使えました。
(表面の塗装は剥がれていましたが、内部は問題無し。その後、食洗機対応モデルに買い換えました。)
サーモスは100年以上の歴史があるメーカーで、ステンレスボトルは真空断熱構造で耐久性が高いんです。
ただし、水筒の蓋やパッキンは消耗品のため経年劣化します。定期的に交換することが前提です。
サーモスの水筒の交換時期の目安は?
サーモスの水筒の交換時期の目安は4つあります。
- 目に見える水筒の破損
- 内部の汚れが落ちにくくなったとき
- 保温や保冷機能が低下したとき
- 消耗部品の交換ができなくなったとき
ひとつずつ、詳しく解説していきます。
目に見える水筒の破損
水筒を床に落とすなどして底割れしたり、衝撃で側面に凹みができた場合は、中の液体が漏れ出す可能性があります。
また、内部のコーティングが剥がれた場合は、性能以外にも衛生面でも問題ですね。
内部の汚れが落ちにくくなったとき
水筒の茶渋や汚れがなかなか落ちにくくなり、サビが発生した場合も水筒を交換するタイミングです。
汚い水筒を使い続けるのは危険!食中毒予防にも新しい水筒に買い換えましょう。
保温や保冷機能が低下したとき
飲み物の温度が以前に比べて保てなくなった場合も、交換するタイミングです。
例えば、熱湯を入れてすぐに外側が熱くて持てなくなったり、冷たい飲み物を入れると水滴や結露が出る場合は、寿命です。
目視ではわからなくても、水筒にダメージが出ていることが考えられます。
消耗部品の交換ができなくなったとき
水筒の蓋やパッキンを買い換えれば何年も使えますが、古すぎるモデルだと消耗品自体の生産が終了しています。
その場合は、水筒本体を丸ごと買い替えるしかありません。
サーモスの水筒を長持ちさせる方法
ここからは、サーモスの水筒を長く使うための方法を紹介します。
水筒本体をカバーなどでしっかり保護する
まずは、水筒本体にダメージを与えないために保護することが大事です。
普段水筒を多く使う人は、下記の便利グッズが有効ですよ。
水筒の底カバー
手軽にできるのは、水筒のシリコン底カバーです。
私は1年前に、水筒の底カバー購入して毎日使ってるんですが、全水筒ユーザーにおすすめしたい!!
水筒の底カバーで水筒の底を保護すると、落下したときにダメージを最小限にしてくれるんです。
底カバーは、セリアなどの100均にも売っていますよ◎

水筒カバー
外に水筒を持ち運ぶことが多い人は、肩掛けできる水筒カバーを使うと衝撃が避けられますよ。
▼サーモスではなく象印のカバーですが、サーモス500mlの水筒のサイズに合います。
子ども用の水筒カバーにめちゃめちゃ使いやすい。

水筒を使い終わったら丁寧に洗い、乾燥させる
使い終わった水筒に飲み物を入れて放置すると、汚れや臭いがつきやすくなります。
パーツをすべて取り外し、中性洗剤で水筒の底まで隅々洗い、乾燥を徹底すると劣化防止になりますよ。
▼マーナのエコカラットボトル乾燥スティックを使うと、水筒の乾くスピードがアップします。
▼水だけでも汚れが落とせる特殊繊維のブラシもあります。
適切な飲み物を入れる
スポーツドリンクや炭酸飲料不可の水筒だと、内部を傷めることがあります。
塩分が多く含まれるスープも注意が必要です。
使用前に、取り扱い説明書で対応できる飲み物を確認してみてください。
▼サーモスには、炭酸飲料OKのボトルもあります。

消耗品の定期的な交換
パッキンや蓋などは消耗品なので、定期的に交換が必要です。
定期的に部品を交換すれば、本体も長く使えますね!
使用頻度にもよりますが、パッキンは約1年くらい、蓋は数年で交換しましょう。
▼4年前に購入したサーモスの水筒の蓋が壊れたので、交換した記事です。
食洗機対応のサーモスの水筒を使う手も
内部の汚れが取れにくい…丁寧に洗うのがめんどくさい…という人は(それは私なんですが…)、サーモスには食洗機対応の水筒があります。
部品も本体も食洗機が洗ってくれるので、時短家事ができて非常に便利。
食洗機対応といえども、4年くらい経つと少しずつ表面の塗装が剥がれてきます。
黒い水筒に白っぽい線が出始めました。
水筒を食洗機で洗うときはマイルドな洗い方の「節電モード」をおすすめします。

まとめ:サーモスの水筒の扱いに気をつけて長く愛用しよう

- 目に見える水筒の破損
- 内部の汚れが落ちにくくなったとき
- 保温や保冷機能が低下したとき
- 消耗部品の交換ができなくなったとき
(古いモデルは部品の生産が終了している)
サーモス水筒は特に寿命はないので、適切にお手入れすれば長く使える優れた水筒です。
お気に入りの水筒を長く使うために、日々のケアを怠らないことが大切ですね。
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