名古屋・中日ビルにある本屋さん「文喫 栄(BUNKITSU SAKAE)」でモーニングを食べました。
六本木(本店)、福岡天神に続く3店舗目となるのが「文喫 栄」です。
開店の朝7時半から11時まで名古屋限定でモーニングが無料なんです。
(プラス料金でグレードアップモーニングも可能)
2024年4月に「文喫 栄」はオープンし、開店前からずっと気になっていたお店です。
念願叶ってやっと行けました〜!
この記事では「文喫 栄」でモーニングした正直な感想を写真たっぷりでお届けします。
文喫 栄とは?入場料金や営業時間は?

「文喫 栄」とは「本屋と大喫茶ホール」がテーマの入場料金が必要な本屋さんです。
本屋エリアは誰でも自由に入れますが、約3万冊の本に囲まれた喫茶スペースは有料。
フリードリンク制です。
60分 | 1人 750円(税込825円) |
延長 30分 | 1人 500円(税込550円) |
1日最大 1日 | 1人 3,250円(税込3,375円) |
※3歳以下は無料です。
【営業時間】店舗・飲食 7:30~ 21:00(L.O. 20:00)
【定休日】中日ビルの休館日に準ずる
文喫 栄のアクセス方法・行き方
モーニングの時間だけは少し注意が必要!
地下鉄・名鉄瀬戸線「栄駅」直結
地下鉄13番出口すぐ横に、中日ビルの地下出入り口があります。
朝の時間帯の注意点!
文喫 栄は7:30から営業していますが、中日ビル1階の入り口は空いていません。
なので、地下街の入り口からエレベーターで2階に行きましょう。
私はまず、とりあえず1階に行ってみたんですが(←なぜそこで降りたんだ)、1階のフロアはまだ他のお店は営業していないし、エスカレーターが封鎖されてるし、不安になりました。
繰り返しますが、
地下鉄栄駅13番出口→すぐ隣の地下出入り口→エレベーター2階です!
(大事なことなので2回言いました。2階だけに)
エレベーターで2階に行くと、まずは無料の本屋エリアがあります。
そのままズンズン前に進んで行けば、カフェスペースに到着できますよ~。
文喫 栄の利用方法(モーニングの場合)

私が行ったのは平日の月曜日の朝8時頃。
先客が2,3人くらいいて、店内は空いてました。
- 総合受付で入場プレートを受け取る
- 総合受付で朝食券も受け取る
- 店内入店
- 飲食受付コーナーでコーヒー・水・紅茶をセルフサービス
(おかわり自由) - 飲食受付で「朝食券」を渡し、ベルを受け取る
- 席は移動自由
- 会計は一番最後に総合受付
(時間の管理は自分でする)
本屋エリアの本は、購入前は持ち込みしてはいけません。
自分の本を持参して読んでもOKです。
喫茶エリアの本は、後から購入することも可能◎
有料エリアの中でも、エリアがいろいろ分かれています。
読居 嘴広鸛(ハシビコロウ)だけは、飲み物はOKだけど食事はNG。お喋りも禁止。
他のエリアはお喋りしたり、個室で作業したり(Wifiあり)自由な感じでした。
文喫 栄でモーニングしてきました
最初はテーブル席へ。

無印の人をダメにするソファーみたいなのもあって、寝そべって本読めそう。
大きな窓から久屋大通公園が見えて、月曜日の朝から背徳感がたまんないな~〜。
飲食受付で「朝食券」を渡すと、代わりにブザーを受け取り、しばらくするとピーピー鳴りました。
フードコートにあるタイプのブザーです。

ピーピーうるさいな……
せっかくの素敵空間なのに、音で台無しだなと思ったので今後どうにかしてほしい。
無料モーニングはトースト2枚。
マーガリン・いちごジャム、マーマレードジャムから選べます。

う~ん、食パンはもう少し焼いてほしい。
こんがりが足らん。
(さっきから文句が多い人)
次は「ウェルダンで!」とオーダーしようと思います。(ステーキか)
味はまぁ普通のトーストだけど、無料モーニングはお得で嬉しい。
フリードリンクはコーヒー、紅茶、ハーブティいろいろで美味しかった。
コーヒーカップも種類があって、迷う。
どれもおしゃれでかわいいカップ~。
よくあるネットカフェのドリンクバーの味気ない感じではなく「喫茶店」です。
いい感じいい感じ~♪


文喫 栄の店内の様子や本のラインナップを詳しく紹介
「どの本を読もうか迷う~」って人は「コーヒーが冷めないうちに読める本」のコーナーでサクッと探すといいと思います。
新聞もこのあたりにあります。

全体的に見ると、デザイン、アート、建築など専門書、図録が充実している印象です。
料理本や旅行の本、雑誌もあります。
小説やエッセイもあるけど、多くはなく、かなり厳選されています。
漫画はほとんどない。あるにはあるけど、ほんの少し。(『はたらく細胞』があった)
絵本コーナーも一応あるけど、そもそも文喫が子供向けではないんですよね。

大人が読書を楽しんでる空間で、子連れで来るのは勇気がいります。
ペチャクチャお喋りはやめたほうが無難。
約160の座席があり、テーブルやイスも選び放題で気分によって移動できます。
本棚は、本の背表紙を見せて立てて並べる置き方と本の表紙を正面から見せる置き方と混在していました。
本の正面を見せる陳列は、本ソムリエ(呼び方あってる?)の「この本をぜひ手に取ってほしい」という圧を感じる。


読居 嘴広鸛(ハシビコロウ)だけは別格で、この扉の向こうにあります。↓

はい、ドアを押して入りますよー。




うわあああ、ここ入っていいんですか!?
他人の家の秘密の書斎みたいで、ワクワクしちゃう。
本の世界に没入できる空間になっていました。
店内はリラックスミュージックが流れていますが、 嘴広鸛だけは静か。
朝は隣のレコードショップもまだ営業していないし、落ち着いた雰囲気でゆっくりできていいです。
モーニングの60分はあっという間。読書は僥倖だと思う
コーヒー飲み放題で、モーニングトースト付きで、本好きにたまらん空間で1時間825円は安いと思います。というか1時間じゃ全然足りない。
とはいえ、本を読まなくても、本に囲まれた場所が私は好きなんだな~と思いました。
木の温もりを、マイナスイオンを感じて癒される…。
気がついたことは、ネカフェにあるような書籍検索パソコンがないんです。
店内にある1点1点丁寧に選ばれた約3万冊の本との出会いをお楽しみいただけます。
文喫 栄のチラシより引用
読みたい本が決まっていて読む読書もいいけれど、思いがけない偶然の本の出会いを楽しむのが文喫の楽しみ方なんじゃないかなぁと思いました。
図書館とも書店とも違う独特の雰囲気で、もうめちゃくちゃいい。泊まりたい。
- 雨宮まみ著『40歳がくる!』
背表紙のタイトルにビビビときて読んでみた。文喫でこの本に出会えてよかった。 - 朝井リョウや宮島未奈などのエッセイアンソロジー『ロイヤルホストで夜まで語りたい』
ロイヤルホスト愛炸裂の本。朝井リョウさん、岐阜にもかつてロイヤルホストありましたぜ…ってツッコミいれたかった。 - 能町みね子著『私以外みんな不潔』
読もうと思ったけど時間切れ。
本ソムリエのセレクトセンス最高ッッ!
私が好きなエッセイが揃っていました。
ランチメニューもあるので、モーニング→ランチで一日過ごすプランもありですよ〜。
(白い鉄板ナポリタンおいしそう)

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