おはよう、世界✨
新しい朝がきた、希望の朝が。
現在、2023年9月11日 朝の8時。
昨日、最高のライブに行ってきた。
(この場合、“最高”と書いて、“aiko”と読みます)
aikoのライブは魔法だ。
元気がもらえるし、よし、今日からまた頑張ろうと胸を張って思える。
2023年9月10日 名古屋 国際会議場 センチュリーホール 「aiko LOVE LIKE POP vol.23」16時開場、17時半開演。
会場は、地下鉄日比野駅から徒歩5分。
少し雨が降っていたから、地面が濡れていて、蒸し暑い。
駅から会場まで5分歩いただけなのに、ライブが始める前から汗をだいぶかいてしまった。
16時過ぎに会場に到着した。
開演するまでグッズを見ようと思ったけど、お客さんの列がズラリと階段の踊り場まで並んでいた。
今回はまぁいっかと、諦めた。
開演するまで、席に着いて友達と、とりとめのない話をずっとしていた。振り返ると、何の話をしていたか、思い出せない。(長年来のaikoライブ友達と一緒に参戦)
17時半が近づくと、舞台が暗転して緊張感が高まる。
心臓が口から飛び出しそう。
飛び出した心臓をグッと飲み込んだら、
胸が熱くなって、涙が出そうになったのを堪えた。
最初の曲は『荒れた唇は恋を失くす』だった。最新アルバムの『今の二人をお互いがみてる』の第一発目の曲でもあり、ライブの始まりの曲にふさわしい。
私にとって10年ぶりのライブだけど、
10年前に見たaikoと変わらず、いつも私が聴いていたaikoがそこにいた。
ちゃんと生きてるaikoが同じ空間にいる。
じーんとして、うるっときちゃう。
セットリストは、夏の終わり、秋の始まりにふさわしい曲ばかりだった。
特に『夏恋のライフ』、めちゃくちゃよかった。
「半袖長袖迷う日には 昔ならあなたが決めてくれた 自分らしくない毎日を無理やり忙しく過ごしてる」
切ない、というありきたりの言葉でしか伝えられない自分が憎い。
この曲、aikoが19歳のときに作った曲なんだけど、私が19歳のときに、aikoのこの曲の感情はなかったから、aikoはやっぱりすごい。
MCでaikoは「誰も1人ぼっちにしないライブにする」「死にたくなる前にaikoのライブにまた来てほしい」って言っていた。私がaikoを好きな理由ってこういうとこなんだよな、と思った。
aikoの曲も、言葉も、仕草も、
心にスゥーと入ってくる。満たされる〜。
ちなみに私の隣の席の人は、寡黙そうな男の人が一人で来てて、終始直立不動だった。
全身でaikoをそのまま受け入れてるんだろうな、って静かに熱いものが、ビシバシと伝わってきた。
aikoは、「握手会があったら数人しか来てくれないんじゃないかな〜。えーaikoが握手会マジで〜ってツイッターで叩かれるわw」って言っていた。いやいや、そんなわけあるかーい、ファンが殺到するやろ、と私は思う。
(aikoがXって言わないで、ツイッターと言っていたのもよかった。なので、これからも私は誰が何と言おうとも、ツイッターで押し通していきたい)
aikoはライブが終わったら、気が付かれないように段ボール箱に入って、手だけだして、出口でハイタッチしたいらしい。
ライブを観ていたら、一階席をaikoがぐるぐる走り回って、たくさんのお客さんとハイタッチをしていた。(私は2階席!一階席の人がうらやましい!!)
私はaikoと遠い席にいたけど、心は繋がっているとずっと思っている。だけど、物理的には2階席だと近づけない。次こそ一階席のライブで、aikoを間近で見て、できるならばaikoに触れたい。
aikoが「ミニストップのソフトクリームがおいしい、食べるスプーンがお気に入り」って言ってたから、今度ミニストップに行ってこようと思う。
次の新曲で『ソフトクリーム』のタイトルで出してくれないかな。
aikoのMCってファンと距離感ゼロすぎて、
ほんと好き。
そんなことまで話すの?ってことまで話してくれる。
ライブでファンと一対一で話すことある?って思っちゃうけど、それがaiko。
ライブに来てるお客さんで、付き合って10ヶ月のカップルや、口元がそっくりな親子がいて、aikoが話しかけてた。
微笑ましいな〜。娘とaikoのライブ、いつか行きたい。それが私の今の夢。
ライブに来てたお客さんの一人が「グッズでクレジットカード出して!」と叫んだら「あたしのカード、引き出し放題で破産するわww」ってaiko言ってた。
いやいやクレジットカードのデザインをaikoのイラストにしてってことかー、ってaiko自らセルフツッコミ入れてて、笑った。
19時半になったら、ライブが終了となった。
…のだけど、言わずもがなアンコールがあるわけで。
間髪を入れず 「aiko!aiko!」のコールが始まる。
実はこの日のaiko、何だか喉の調子、本調子じゃないのかなと一瞬思ったけど、そんなの気にならないくらいaikoが全力だった。
アンコールからロック感強めで激しくてよかった。
懐かしいaikoの曲が聴けて、たまらなかった。
アンコールで歌ってくれた『be master of life』『愛の病』も『相合傘』も思い入れが深い。
1回目のアンコールが終わったら、バンドメンバーが先に舞台裏に去った。
「これで終わりだなんてつらい〜」ってステージの真ん中で、地団駄踏んでるaiko。
このaikoがかわいすぎて、死ぬ。
そしたらバンドメンバーが匍匐前進して現れた。アンコールの曲どうする〜って円陣組んで、2回目のアンコール始まった。
ねぇ、アンコール2回も!!すごくない?
アンコールの曲は間空けずに、これでもかこれでもか!って怒涛の勢いだった。
会場のボルテージ上がりまくりだ。
ラストは『ボーイフレンド』
最高の盛り上がりで幕を閉じる。
私の心にaikoシャワーがずっと降り注ぎ、満タンです。むしろ溢れてダダ漏れで、心の声をブログに吐露せずにはいられません。
ありがとう、aiko。
わたし、しばらく元気で生きていけます。
ライブって、楽しすぎる祭りがもうすぐ終わっちゃう、辛い、終わったぁ(虚無感)ってなるのが常でしょ。
今回はそれが全然なくて、aikoマジックすごい。
結局、19時半に終わるはずだったライブが完全に終了したのは、22時前だった。
カーテンの後ろにひょっこと隠れながら
「ばいばい、またね」としばらく手を振ってくれたaiko。
「aiko大好きだよー」のファンの声に「はいよー」って答えてくれるaikoが、大好きだ。
好きなものを怯まずに、臆することなく「大好き」だと思えたら、日々はご機嫌に生きていける。
好きなものを好きだと、口に出して言う必要はないよ。
大人になったら好きなものを言うのって照れるし。「好き」だと口に出した瞬間から、私の好きなんて、薄っぺらいものになってしまうような気もするし。
心に熱い「好き」があるだけで、それでもう、充分幸せだから。
ほんと単純。
でも、幸せってそういうものだ。
未来永劫は分からなくても、
少なくとも、昨日に続く今日と、明日くらいは頑張れる。
毎日なんてその繰り返しだよね。
aikoのライブを糧にして、また私は今日も明日も生きていこう。POWER!
そして、来年の2月の日本ガイシホールのライブも絶対行きますww
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