この記事では、『成瀬は天下を取りにいく』に似てる雰囲気(ジャンル)でおすすめの小説を紹介します。
本好きブロガーの私が「これは…!」と思った小説を厳選しました。
おすすめ順にランキングにしてみたので、それでは下記からどうぞ!
『成瀬は天下を取りにいく』に似た雰囲気の小説(本)でおすすめ4選
『地雷グリコ』青崎有吾
『成瀬は天下を取りにいく』と一番親和性が高いのが、『地雷グリコ』ですね。
『地雷グリコ』は、心理戦&謎解きメインの頭脳戦の全5篇。
勝負ごとにやたらと強い女子高生、射守矢真兎(いもりや まと)が主人公です。
成瀬は京都大学を志望するほどの学力の高い高校生でしたが、地雷グリコの主人公、射守矢真兎も負けてはいません。(射守矢真兎はギャルなので、見た目は成瀬と全然違いますが)
成瀬あかりと射守矢真兎のキャラクターが少し被るので、比べてみるとおもしろいと思います。
私は成瀬のほうが好きですね。
成瀬の本人はいたってマジメなのに、クスクス笑えるキャラにハマったけど、射守矢真兎はちょっと完璧すぎる。
『地雷グリコ』は、『成瀬は天下を取りにいく』とは違い、どんでん返し系でハラハラ&ドキドキします。
ミステリ要素が強く、頭を使いますが、読みやすいです。
青春ライトノベル感も、成瀬と似てますね。
『コンビニ人間』村田沙耶香
普通じゃない(常軌を逸してる)主人公の話なら『コンビニ人間』ですね。
社会不適合の主人公が、コンビニ人間として生き生きと働いているんですが、それがとても異様なんですよ。
読んでみると「こういう人いそう」と「いやいや、こんなやつおらんやろ」のせめぎ合い、アンバランスさがおもしろいです。
成瀬みたいに爽やかな話ではないですが、読みやすい文章で1時間くらいでサクッと読めます。
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『カラフル』森絵都
『成瀬は天下を取りにいく』は中高生にもおすすめですが、『カラフル』は思春期の学生にも読んでほしい青春小説。
一言で言うと、自殺を図った少年の転生ストーリー。
「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」というキャッチーなセリフもおもしろい。
読了感は爽やかで清々しい。
この記事を書いている私は、中学生のときに読んで、当時「すごくおもしろい、心に響く」と思い、著者の森絵都さんの本を読み漁りました。
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『リカバリー・カバヒコ』 青山美智子
公園の古びた遊具の『リカバリーカバヒコ』は、触れると治したいところが回復するという都市伝説があります。
リカバリーをテーマにした連作短編集ですが、登場人物たちが少しずつ絡まりながら展開していくので、『成瀬は天下を取りにいく』と似ています。
心があたたかく、優しい気持ちになれますよ。
2024年本屋大賞は『成瀬は天下を取りにいく』でしたが、『リカバリーカバヒコ』は2024年本屋大賞にノミネートされました。
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まとめ:『成瀬は天下を取りにいく』以外にも面白い本を読んでみよう
この記事では、『成瀬は天下を取りにいく』に似た雰囲気の小説(本)でおすすめをランキング順に紹介しました。
読書習慣がない人にも軽いタッチで読みやすいですよ。
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