こんにちは!『初恋ざらり』原作コミックのファンのハチコです。
俳優の小野花梨さんと風間俊介さんダブル主演の連続ドラマ「初恋、ざらり」(テレビ東京系、金曜深夜)第7話が8月18日深夜0時12分から放送されました!
今週も第6話に引き続き、ネタバレあらすじ&感想を書いていきます。
ドラマ『初恋、ざらり』第7話のあらすじ
有紗の支援学校時代の友達の友ちゃん(高山 璃子)が家に遊びにきた。
友ちゃんが遊びに来ることを知っていた岡村さん(風間俊介)は、帰りにケーキを買ってきた。
友ちゃんは岡村さんを見るなり開口一番「すっごい優しくてめっちゃセ〇〇スしてることも耳に入ってます!
有紗ちゃんに障害があるって聞いたとき嫌じゃなかったですか?」と岡村さんにまくしたてる。
岡村さんと有紗(小野花梨)は唖然とする。
友ちゃんはさらに「結婚とかしちゃう感じでですかーー?」と続ける。
またしても唖然。
友ちゃんが風のように去ったあと、
有紗は「結婚…あたしが」と反芻する。
岡村さんは「でもさー、同棲してんだもんねー結婚かー、そーゆーの考えないとだね」とたじたじの様子。
岡村さんがそれをどんな表情で言ってるのか、有紗は見ることができない。
一方、家に帰った友ちゃんは明日、アイドルになる撮影会が公園であるため、興奮が止まらない。
夕食時、友ちゃんは両親に「アイドルになるから撮影会がある」と告げる。両親は本気にしていないようだ。
翌日、両親は不在。
友ちゃんはアイドル風の衣装の皺が気になって仕方がない。
家中を探し回ってアイロンを探す。
アイロンを見つけるも、アイロンの使い方を知らない友ちゃんであった。
カメラマンとの約束の時間は15時。
友ちゃんアイドルの衣装を着て、家を出る。
友ちゃんは道に迷い、街行く人に聞くも皆そっけない。
サラリーマンの男性が道を教えてくれたものの、覚えられない友ちゃん。
繰り返し質問して、サラリーマンの男性に邪険に扱われてしまう。
なんとか待ち合わせ場所に着くも、待ち合わせ時間から20分遅れてしまう。
「遅刻したからこれでいいよね」と言って、カメラマンの男性から今日もらうお金を減らされてしまう。
少し渋い顔をした友ちゃんだが「衣装かわいいね」とカメラマンの男性言われて、表情がニコニコに変わる。
友ちゃんは公園で撮影会をする。
有紗と岡村さんは友ちゃんの様子が気になり、公園まで偵察にきた。
順調に友ちゃんの撮影会は進みながら、一息ついたところで、カメラマンの男性から、「今度は室内で撮ろう」と言われる。
友ちゃんは最初は断るものの、「いい室内写真撮ってあげるから。僕が君をアイドルにしてあげる」と言われ、手を握られて、ついていきそうになる友ちゃん。
危険を察知した岡村さんと有紗が、止めにいこうとした瞬間現れたのは、友ちゃんの両親であった。
友ちゃんの両親は、友ちゃんを家に連れて帰ろうとすると、「どーして邪魔するんだよ!アイドルになれるのに!離して!」と癇癪を起こす友ちゃん。
有紗は「友ちゃんはああなると止まらない」と岡村さんに話す。
癇癪を起こし、公園にいた人たちから白い目で見られる友ちゃん。
友ちゃんの父親は「ご迷惑おかけして申し訳ございません」と周囲の人たちに謝る。
有紗は家に帰ると「私は障害軽度なんで、友ちゃんみたいにはなりません。だから、心配しないでください」と岡村さんに話す。
岡村さんは「今日は友ちゃんの親さんが大変だなーと思った」と有紗に話す。
その後、2人並んで寝る有紗と岡村さん。
そのとき、岡村さんの父親(尾美としのり)から岡村さんに電話があった。
岡村さんが「一応、彼女はいるけど」と発言をしているのを有紗は聞いてしまい、その場で泣き崩れる。
岡村さんは「親に彼女を紹介したことなかったから」と有紗をなだめる。
有紗は思わず「じゃああたしのこと紹介できますか」と聞いてしまう。
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ドラマ『初恋、ざらり』第7話の感想(ネタバレあり)
今週は、友ちゃんに集点を当てた話でした。
(原作コミックには、この話なかった気がするんですが、私、見落としてますかね?)
友ちゃんも知的障害があるんだなーと改めて分かった回でした。
友ちゃん役の高山 璃子さんの迫真の演技に驚きました。
まず友達の彼氏に「岡村さんはすっごく優しくて」まではいいとして「めっちゃセ〇〇ス(自主規制)してることも耳に入ってます」まで言っちゃう友ちゃん、すごい。
これまで有紗と友ちゃんだけのシーンしかなくて、昔からの友達だからズケズケ言っちゃうのかなと思っていたけど、初めて会った他人にまで、思ったことをそのまま言えてしまう。
岡村さんは、友ちゃんのことを「元気でいいこだねー」となんて言っちゃってるけど、いやー、ここはさー、「わー、初対面の人にすごいこと聞く子だねー」くらい言っちゃってもよかったのでは?
岡村さんは口では優しいけど、
表情があからさまで、何考えてるかバレバレ。
それは岡村さんのかわいいところだけど、
有紗も気づいてるんですよね。
だから有紗の心の声「岡村さん、どんな顔で言ってるの」が今週2回もありました。
切ない。
友ちゃんはアイロンの使い方を分からない、公園で人目も憚らず癇癪を起こす、道を教えてもらっても覚えられない(左右が分からない)、など一人で生きていくには大変な困難なのだろうなと思いました。
両親はいまだに友ちゃんの魚の骨を取ってあげたり、GPSをつけて管理している、
知的障害を持った家族がいる生活とは、こういうものなのかとリアルを感じました。
岡村さんは「友ちゃんの両親は大変そうだな」と、有紗に話していましたが、有紗と一生を共にするということはそういうことなのかと、また悩みの種が増えたのでは?と思いました。
また知的障害を持った女性が、性的に搾取される実態を感じられた回でもありました。
甘い言葉で手懐けて、気がつけば取り返しのつかないところまでいってしまう。
有紗も友ちゃんも、人をあまり疑ったりしないで、純粋でいい子なんですよね。
世の中には、いい人に見える悪い人がいっぱいいる。
彼女たちは、悪い人たちに騙されても気がつかない感じが危うい。
だからこそ、サポートする人たちの存在がものすごく大きいんだろうなーー。
最初から家族ならそれなり覚悟はあるだろうけど、結婚となるとどうだろう。
次回以降、岡村さんはどういう決断をするのでしょうか。
初恋、ざらり ドラマ第8話の予告
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