文才さんと一見さん

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どうも。
「命の母」のドーピング効果でブログ書いているハチコ(@hachiko8531)です。

(注意:「命の母」にそんな効果はない、知らんけど。
あと、ちゃんと用法用量守っています!)

この前書いた記事に、「文才ありますね♪」とコメントもらったりなんやらしちゃって、
完全に調子に乗った私は、旦那さんに「私、文才あるらしい!」って威張ったら、
「”文才さん”っていう名前の人だと思われてるんだね、文才さん」ってバカにされました。

この人にはもう何も言うのをやめようと思いました。

私のブログは冒頭でも最近、
「ハチコです」と名乗ってるし、
ブログ名だって「hachiko85ライフ」だし、
至るところでハチコ押しです。

あわよくば、このブログ読んでくれてる人が、私のブログをお気に入りに登録しちゃって全然構わないんでって思ってるのに、私の名前が「文才さん」って間違うことはありえない。

まぁ、私が文才ないことは百も承知なわけで。

私なんてクラスで読書感想文がちょっとうまい子レベルです。

(そういうことを自分で言っちゃうあたりがもうね……。)

ところで、
「文才」と「文章力」の違いを知っていますか?

ぶん‐さい【文才】
読み方:ぶんさい

文章を巧みに書く才能。文学的才能

文章力
読み方:ぶんしょうりょく

文章を書く力、能力。

Weblio辞書国語辞典より引用

つまり、文才は「センス」、文章力は「スキル」ってことですかね。

知ってましたか、奥さん!

「文才さん」で思い出したけど、私はかつて「一見さん」という言葉を知りませんでした。

しかも、「一弦という、名前の人の話かと思いました。」とバカ正直に作文に書いていました。

いちげんさん 

証拠写真。字が細かいんで、別に見なくてもいいです。

よく私のあだ名がクラスで「いちげんさん」にならなかったなぁと思う。

(陰で言われていたかもしれない。)

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥!

知らなかったことは悪いことではないのです。

一見さんも知らなかった私が、文才はおろか文章力もありませんね。ぴえん。

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そしてKANNO小説の書き方の本を読む私。

ネット上には面白いこと書く人や、
えげつないPV数の人がいるので、
私もちょっと文章うまく書きたいな~って調べてみたら「修辞技法」にたどり着きました。

修辞技法しゅうじぎほう(別名:レトリック )

文章 や スピーチ などに豊かな 表現 を与えるための一連の 技法
(ウィキペディアより)

要するに、「文章の表現上の工夫」です。

Kindle Unlimitedで修辞技法の本があるか調べたら、こんな本を見つけたので、読んでみることにしました。

私、「フランス書院文庫」とか読まないんで、KANNO小説(あえてのローマ字)なんて全然分からないんですけどね。

夜中に家族が寝静まった後、一人で『現役プロの官能小説家が教える! 勝ち抜くための描写テクニック』読んでいました。

直接的な表現があまりなくて、普通に文章術の本として、読めておもしろかったです。

KANNO小説って言葉攻めだけでイカせるってすごいよね、ってこんなことブログに書いちゃいけません!

ですが、やっぱり私はKANNO小説家になりたいわけではないので、
なんか違う気がしたのです。

『日本語のレトリック』を読む私。

はい、先ほどとは打って変わって、
安心安全の岩波ジュニア新書『日本語のレトリック』(瀬戸賢一 著)です!

中高生向けかなと思うけど、大人でも全然大丈夫だと思います。

日本語のレトリック 瀬戸賢一

裏表紙はこちら。

日本語のレトリック 裏表紙

レトリックは、本書によると、こう解説しています。

民間の言い伝えによれば、「ことばのちょっとしたいい回し」を意味するそうです。

つまり、ありきたりな表現ではなく、よりぴったりとした表現、より説得力的な表現、より、魅力的な表現のことです。要するに、ひと工夫した言い方です。(P5)

具体的にはこんな感じ。

宿題がどっさりあるとき、ふうとため息をついて「山のような宿題」とか「宿題の山」ということがあるでしょう。このとき、あなたはレトリックの世界に入り込んでいるのです。山は文字どおりの山ではありません。比喩的な山だからです。(P3 まえがき)

『天空の城ラピュタ』の「見ろ!人がゴミのようだ!」もレトリックというわけですね。

実際にある小説を例文にして、解説してあります。

口の悪い男が
「スピーチとスカートは短いほどいい。」と言った。
それを聞いたあまり品のよくないのが、
「なければいちばんいい。」とまぜ返した。(P44)

「スピーチとスカートは短いほどいい。」は、くびき法って言うんだって。
難しいね!

30のレトリック法が載っています。

『日本語のレトリック』は普通に読み物と楽しめました。

ふむふむと思いながら、読んだけど、読み終わったあと脳内パンクしちゃった。
(覚えてない。)

頭の片隅に少しだけ残っていたら、いいな……。

Webライティングの本ではないですが、
文章を書くことが好きな人は、読んでみてはいかがですか?

この記事を書くのに2時間もかかってしまいました。

文章を書くことは難しい!けど、楽しい!

コメント

  1. 鈴宮ゆめにゃ より:

    文才というセンスがなくても、文章力というスキルを磨くことはできますよね!
    わたしは文章(というかブログ)を書くときに分かりやすい文章を目指していますが、文章力が高いかどうかは……考えないことにしています。
    個人的に、レトリックは小説をたくさん読んでいれば自然と身に付いていく気がします……!

  2. ハチコ ハチコ より:

    鈴宮ゆめにゃさん
    そう、文章というスキルはピカピカに磨きたい!
    ゆめにゃさんのブログの文章、分かりやすいと思います。
    レトリックは、考えなくても日常生活でも普通にやっていることもありますよねw
    もちろん小説を読んでいたら、もっとよしかも……。

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