こんにちは、ハチコです!
2022年12月29日に『ヨシタケシンスケ展かもしれない』に行ってきたので、感想を書いていこうと思います。
12月22日、偶然『ヨシタケシンスケ展かもしれない』が名古屋で行われていることを知った私。
旦那さんに話したら、「いいね、いいね、楽しそう!行こうか」と言ってくれたので、さっそく、チケットを買いに行きました。
善は急げ!
会社から帰ってきた旦那さんに、チケットを買ってきたことを伝えました。
全然ヨシタケシンスケさんを知らない旦那さん…
知らないくせに「いいねいいね、行こうか」とテキトーな返事をしていたんですね、まぁいいけどいつも私が行きたいだけで、旦那さんは全く興味がないイベントに付き合ってくれるので感謝しています。
ちなみに、『ヨシタケシンスケ展かもしれない』の「かもしれない」は、
ヨシタケシンスケさんの初のオリジナル絵本が『りんごかもしれない』だからですね。
『ヨシタケシンスケ展かもしれない』名古屋会場は、松坂屋美術館です
私は「地下鉄 栄駅」で降りて、少し歩きました。
「名城線矢場町駅 6番出口」から出たら、すぐに松坂屋があります。
どうでもいいけど、「矢場町駅」から出ると、英語のアナウンスで「Next train ~~ yaba-cho.」みたいに言うんですけど、その「やばっちょ」の言い方が好きです♥
栄駅で降りたから「やばっちょ」が聞けなかったことが悔やまれる……。
(本当にどうでもいい話)
松坂屋美術館は本館ではなく、南館7階。
本館6階までエレベーターで、連絡通路を通って南館に行きます。
はい、着きました!松坂屋美術館!
混んでいる!!
さすが大人気絵本作家のヨシタケシンスケさんだ。
会場に入る前がいちばん楽しいかもしれない
私たちは12月29日 11:45分頃到着
中に入るまで15分くらい並びました。
会場に入る前から、お客さんを楽しませてくれるヨシタケシンスケさん。楽しみですね!
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」はただの展覧会ではない(断定)
「かもしれない(推測)」ではありませんよ。「ヨシタケシンスケ展かもしれない」はただの展覧会ではない!(断定)
私もずっと会いたかったのかもしれない。(相思相愛)
さてさて、まず会場に入ると、これ。
子どもたちは段ボールの中に思わず入ろうとしていました。
こういう「ご挨拶」とかの文章を読まないヨシタケシンスケさんが「ご挨拶」を書いている…この展覧会の一番の見どころは、「あなた以外のお客さん」(笑)
私もこういうご挨拶とかの文章は読まないタイプだけど、ヨシタケシンスケさんのご挨拶は最後まで読んでしまった…くそう、やられた……
ヨシタケシンスケさんの言っていた一番の見どころ「あなた以外のお客さん」について、私みたいな人ばかりでした。
この会場に来てる人とは、友達になれそうだなと勝手に思っています。
子ども連れの人もいたけど、女性が友達同士で来ている人が多い印象がしました。
ここで元カレがいたら、恋が復活するかもしれないね!
ジップロックに入っているんです。
そして文字が薄い。小さい。
ヨシタケシンスケさん原画の実寸はとても小さく、着色しない(デザイナーさんに任せている)というのは知っていたけれど、本当に小さかった……。
拡大鏡持っていったほうがいいかもしれない。
ヨシタケシンスケさんの描き貯めたスケッチの約2500が展示されていて、圧巻の景色です。
が、上のほうの文字やイラストは小さくてやっぱり見られない。
背が高い人と一緒に行って、肩車してもらうのがいいかもしれない。
会場によって、メッセージが違うんですね。
別会場も行きたくなってしまう。
わぁ、こんなところにも直筆の付箋が!
「わたしのほしいオモチャは買ってくれないのに自分はふつうの日にほしいものを買う」
このメッセージを子どもと読んで、「パパとママみたいだね」と息子に言われました。
子どもが楽しめる仕掛けもいっぱいあります。
息子に無理やり顔はめパネルに入ってもらったら、ぶすっとした顔をしていました。「ちゃんとして!」と言おうとしたけど、「つまんない顔で撮ろう」の趣旨に合っているので、そのまま撮りました。
「つまんない顔コンテスト」で優勝しそうな写真が撮れてよかったです。
ヨシタケシンスケさんは30歳のときにイラスト集を出版、あまり売れなかったそうで、40歳のときに初めて絵本を出版して、人気絵本作家となりました。人生何が起こるか分からない。
ヨシタケシンスケさんの頭の中に入り込んだような展覧会で大満足。
1時間くらい観ました。(本当はもっと見たかったけど、子どもがぐずり始めました。)
おわりに、のメッセージがとてもじーんとする。
…ホントは⑤まであります。
全部載せてしまうとこれから観に行く予定の人がこの記事を読んでくれていたら、楽しみ半減しちゃうかなと思ってやめておきます。
あ、ちょっと待って、最後にかっこいいヨシタケシンスケさんがいるらしいと書いてあるから、見てみよう。
最後までクスクス笑わせてくれて、最高な展覧会でした。
とっても楽しかったよー-!
ありがとうー-!!
ヨシタケシンスケさんのことを全く知らない旦那さんは「ネガティブの中にポジティブがあるような作品だね」と話していました。
ちょっと何言ってるか分からないけど…それなりに楽しかったようです。
消毒までヨシタケシンスケさんらしい。
終わりにおみくじもありました。
お土産も忘れずに
ヨシタケシンスケさんグッズが全部かわいすぎて♡♡
全部買い占めたいくらいかわいかった…ずるいかわいさです。
東京、兵庫、広島と巡回して、現在、ヨシタケシンスケ展(名古屋)は2023年1月15日まで。この後も全国巡回するかもしれないって!
ヨシタケシンスケさんのエッセイもよいよ
絵本作家のイメージが強いヨシタケシンスケさん。エッセイもおもしろいです。
世の中って、やっぱり正しいかどうかで回ってない。正しいかどうかではなく、誰かの「気がすむ」かどうか、なんですね。(『欲が出ました』P82より引用)
できないことをできないままにというのは、要は自分にないものを探すのではなくて、持っているものを探すのではなくて、持っているのを磨くみたいないことの、一つの言い方です。僕のことで言うと、絵に色つけるのが苦手でして、あるときまで悩んでたんですけど、人に任せちゃうことにしたら、それ以外の部分に集中できて、いろいろやりやすくなりました。(『思わず考えちゃう』P94より引用)
できないのは、できないままでよい!
肩の力が抜けるようなやさしい文章。
ヨシタケシンスケさんの考え方が好きです。
コメント
ハチコさんこんにちは。原画があんなに小っちゃいとは驚きです。どこかふざけているヨシタケさん。楽しい人ですね。本、一回見たことがあります。何か好きになりました。
toyoda 順子さん
こんにちは!私もふざけてひょうひょうと生きながら、クスクスしてたいって思ってるんで、ヨシタケシンスケさんの本がすごく好きなんですよね~!
原画が小さすぎて、衝撃的でした!